器・クラフト

塗装作業

2月のはじめにギフトショーがあるもので、会場に持ち込む棚を化粧直しすることに。
Img_3269
もとはお寺などにある下駄箱です。
棚板の真ん中が開いているので、うつわの高台をはめると
手前に向くので飾り棚にぴったりなんです。
しかしこれ10段もありまして、塗りだしたらかなり大変。

昨日は水性ニスを薄めて二度塗りしたのですが、白木にしみてしまって
色がまったく浮き立たないんです。
今日は東急ハンズで水性ウレタンニスを買ってきて、少し薄めて塗ってみました。
やっと色味がついて良い具合になりました。

Img_0901これが以前の状況。白いです。

Img_3309オールナットで仕上げました。
以前の小さな飾り棚の時の手順を復習して、
塗りすぎたらふく、垂れたらふくを繰り返す。
テカテカしすぎないように、乾ききらない前に
ジーンズの端切れで全体を拭きました。
シックになって、かなり落ち着いた雰囲気になりました。

次は本棚の本を整理して、本棚を持ち出しやすくしなければなりません。
はたして巨大な本棚を解体できるんだろうか・・・?
母と二人で組み立てたから、きっとできると信じよう。

ふくら舎Facebookページ開始!

先月PCと格闘しながら、ついに「ふくら舎Facebookページ」を立ち上げました。
Facebook超初心者ですが、やればできるものです。
いまも、もっと素敵なページを目指して、アプリと格闘しています。

Img_01122沖縄には中学の同級生がいたので、
わりと何度も行ったことがあったのですが
沖縄クラフトの魅力に気づいたのは
たしか4年くらい前。
いまでは家中がやちむんであふれています。

ふくら舎Facebookページでは豆知識やらなにやら色々書いていますが、
料理とやちむんの写真も多数登場します。
仕事の合間にクリックしたら、美味しい料理が見られるなんて
ちょっと和むじゃないですか~

今年も「銀座・手仕事直売所」に出展!

決戦の9月がやってきました。今月は映画の初日がひとつ。
それを終えると、器催事の9月が到来します。
去年は3週間続いて、足腰がヘロヘロになりました。今年はどうなるか?

Photo9/26から松屋銀座で始まる
「銀座・手仕事直売所」で沖縄ブースを担当しています。
今年は陶器の眞喜屋修さん、江口聡さん、
琉球張子の豊永盛人さんを三本柱に、
多種多様な沖縄のよいものを集めます。

去年は民藝によせた品ぞろえで北窯の器と民具の籠があふれた売り場でしたが、
今年は沖縄のカタチをみせたいと思っています(予定は未定)。
蓋物、マカイ、小皿、カラカラ、チューカーなどアイテムごとに得意な
作家を打ち出します。そして今回は金細工のアクセサリーやカトラリーも
登場予定です。

先週から什器の塗装に励んでいます。
よい古道具をみつけてきては、洗って、やすりで削って、塗装する。
沖縄の多彩な器や張子、金細工が映えるように
ウォールナットステインを三度塗り。見違えるようにきれいになりました。
120907_175431
少し前までは古本の文庫本の棚に使われていたもの。
120907_171320天地をひっくり返せば、
高さも変えることができます。
試しに小皿を並べてみましたが、
これがとっても映えるんです。

今日は以前に拾ったまな板を削って、また塗装しました。
これは平台に段差をつけるのに使おうかと思っています。
どんな売り場に仕上がるのか、今から楽しみです。
ぜひ、遊びにきてください。

出展者の情報などは下記、ブログに上がっていきます。
http://d.hatena.ne.jp/teshigotochokubai/

「銀座・手仕事直売所」
9月26日(水)-10月1日(月) 
松屋銀座8階イベントスクエア(最終日5時30分閉場)9/26

うつわ下剋上

器始めと銘うって、よい器を集め始めてから3年以上が過ぎました。
気づけば器の営業が生業のひとつになってしまったから不思議です。
中でも一番好きなのは照屋佳信さんのやちむんです。
初めて見た時はもう興奮なんてものではすまない感じです。

催事の度に商品を選んでいろんなお店に出していますが、
どんな場所に出したって一番売れます。
他のきれいに作った器とちがって、蛇の目だってきたないし
色なんてかなり地味なのにそれでも私の中では一番です。
店頭でもバックヤードでもいつもすりすりして
「売れ残ったら家においでね」と言っているのですが
気に入っているものが残ったことがないのです。

だから沖縄に仕事で行った時か、東京では年に一、二回だけ
内緒の店に出かけて買うわけです。
先日窯出しがあったものでやっと時間が作れて
日曜に行ってきました。入口をはいった瞬間にもう一直線でした。

Img_0892按瓶が入荷していたのです!
しかもこの形と手ごろな大きさ。
Img_0893
どっちの向きも美人さん。
どちらかというと右向きが好き。
按瓶は取っ手のところも

土でできている急須で沖縄独特の形。なんとも豊かなのです。
興奮して触っている私に店主さんが言うんです。
「ホームページには出さないでおきました。これを作るまでに
腕が回復したんです」。そんなことを言われて持ち帰らないわけにはいきません!

Img_0898_3今までいくつの按瓶と切ない別れを繰り返してきたことか。
しかし、ついに私の食器棚に按瓶が
収まる日がやってきたのです。
なんともしっくりくるではないですか。

困ったことにほかにもたまらない器たちと出会ってしまい
Img_0894_4またも大人買い。
奥は芸術新潮で見た時からほしかった線彫りの皿。
葉柄なのですが、これが洋食にも見事にあう。
そして手前が指描きの8寸皿。
今日、なすのミートソースパスタをのせましたが、
驚くほど器も料理も映えるんです。
お店では「もう気が狂いそう」とつぶやきながら
ついつい選りすぐって買ってしまったのです。
紅茶を飲む用のマグカップも見つけました。

しかし家の食器棚の大きさは変わらないわけです。
何を出してこれをしまうのか。これこそまさに、うつわ下剋上。
ずいぶん昔にもらったものなどが、さよならボックスに移りました。
Img_0902
今まで隠していた大皿も飾り棚に入れてみました。
圧巻の光景ですね。
私にとって見ているだけで幸せになる空間なんです。
最近は、この棚をもう少し濃い茶色に塗り直すと
より器が映えるのではないかと思案しています。
誰に見せるんだよっと自分に突っ込みを入れながら。

ラッピング勝負

久々にあぶちゃんを作りました。よだれかけです。
Photo_2今回は双子の女の子のお母さんへのプレゼントです。
妊娠中に「絶対に同じ服とか着せたくない」と
おっしゃっていたのです。
Photo_3

その気持ちを踏まえて
同じにならないように考えたわけです。

下の豆絞りタイプは同じ柄だけど、丸型と金太郎型の形違い。
上の二つはmarimekkoの布だけど、柄が違います。
裏にも違いが出るように布をカットしました。

すでに定番となった出産祝いなので、今回はラッピングにこだわることに。
Photo_4今回は縦型の箱に丸めて、縦に入れます。

Photo_5カードは大久保ナオ登さん作!
先日入手したのですが、
キャラクターがお気に入り。
この前は一筆箋代わりに

請求書にソファーにふんぞりかえったおじさんのカードをつけてみました。

Photo_6marimekkoとiittalaのコラボ商品の空き箱なんですが、
丸いくりぬき小窓から柄が見えます。

Img_5272最後はビニール袋にいれて、
細い赤のリボンを結びました。
家にあった再利用のもののわりに
見事なラッピングになって満足です。

ハーフのような顔立ちの
かわいい双子ちゃんとのことなので
きっと似合うのではないかと期待しています。

かなかな、いよいよ最終日

今日はやっと一日中晴れて、かなかな二階にもすがすがしい風が
一日中吹いていました。やっぱり太陽の光があると
やちむんは映えるし、琉球草木鉢の植物たちも昨日より元気に見えます。

Photo_2一昨日レイアウトを少しかえたガラスも
キラキラ光ってよく売れました。
明日はいよいよ最終日。
こんなにたくさんのやちむん、琉球ガラス、
沖縄のかごが一堂に会することはめったにないので
お見逃しなく!明日は手づくり市があるので、開店は3時間早い10時。
閉店は2時間早い17時です。

店番をしていると、近所の友達や仕事仲間、そしてずいぶん会っていない
友達がひょっこり顔を出してくれます。器に囲まれながら、
いろんなことを話すのはなんだかとっても楽しいです。
街歩きの途中で立ち寄ってくれたお客さんは、懐かしいアパートの
階段を上がって、靴を脱いで入る異空間に「お邪魔します」と言って
入ってくださる方がほとんど。「どうぞ」と言いながら、
なんだか自分の家に招いているような不思議な感覚になります。

あー、この心地良い空間で過ごすのもあと一日。
終了時間になると、きっとさびしいだろうな~
でも、撤収作業があるから、感慨にふけっている暇はないかもな。

谷中にうりずんの風

本日、13時より谷中かなかなの2階で「沖縄の豊かな工藝」が始まりました。
昨日は21時で作業を終えたもので、今日は10時から一人黙々と作業に励み、
時間通りに開店することができました。

Kana1いや~、気持ちが良いのです。
今日は曇りでしたが、湿度の高い陽気。
沖縄の展示をするにはぴったりでした。
大きな窓を全開にしているので、時折さーっと
気持ちの良い風が流れるのです。
まさにうりずん(初夏)の風です。

Kanaka2松田米司さんとふくら舎のコラボ商品、
琉球草木鉢と家から運んだ植物が気持ちの良い空間を
作ってくれている気がします。
部屋中にやちむんとガラス、籠が山積みになっています。
昨日、7箱が届いて、この空間に全部出せるのかと
不安がよぎったのですが、ちょうど良い量だったようです。

今日は初日だと言うのに、近所の友人、仕事仲間、仕事でお世話になっている方も
たくさん来店して下さって、皆さんの優しさに触れた一日でした。
百貨店での催事は居場所にとっても困りますが、かなかなは近所でもあり、
二階でまるで番頭のようにすわっていると、とっても落ち着きます。
今回は自分が気にいっている工房のものを入れているので
器たちに囲まれていると、なんとも言えず幸せなのです。

GWに谷根千にぷらっとやってきた方もいらっしゃれば、
やちむんファンもいらっしゃるのですが、部屋に入った瞬間に
「うわー」とか「気持ちがよい~」と声を上げてくださる方もいて
こちらも嬉しくなりました。
あとは「やっぱりこう並んでいても照屋さんが一番素晴らしいですね」と
いう言葉を残していかれた男性方。私もそう思っているので、ニヤッとしました。

明日はかなかなの定休日ですが、5/2(水)~6(日)にかけて
ふくら舎が谷中に出張していまーす。
これからにぴったりのガラスもたくさん揃えてお持ちしています。

第2回 谷根千 手づくり市 

いよいよ本日からGWが始まりました。よみせ通りも、谷中銀座も
人でごった返しております。根津はまだ行っておりませんが、
きっと根津神社のつつじ祭りがあるので賑わっていることでしょう。

Miniさて、4/30から私が自信をもってお届けする
沖縄の豊かな工藝」も始まりますが、
最終日の5/6(日)には二回目になる
「谷根千 手作り市」も開催します。
昨年同様、20店舗ほどが出展予定です。
今年は何が出るのか今からとっても楽しみです。

千代田線の千駄木駅から2分、よみせ通りの
かなかな前の路地に是非足を運んでください。

昨年は店頭でタンカンだったか大分産の果実を
完売させた私ですが、今年は2階におります。
沖縄民藝やの店主となって店番していますので
こちらも遊びに来てください。

大好きなかなかなと、大好きなこの町で売るならと
どんどん商品を増やしてしまったので、きっと2階は商品であふれます。
お嫁に出すのがつらい器、ガラス、籠がたくさんです。
残ったら私のうちにいらっしゃいってものたちがいっぱいです。

「沖縄の豊かな工藝」@谷中 かなかな

私が愛してやまない谷中の「かなかな」。引っ越してきてそろそろ三年ですが、
うちはかなかなで買ったものと、Re+Cafeで買ったものがいっぱいです。

この度、そのかなかなで沖縄クラフトの催事をやらせていただくことになりました。
私の好きにして良いという店長の一言をいただき、
しかも一年で一番谷根千に人が集まるGWに実施させて頂くことになりました。

Photo入魂のDMがついに完成しました。
商品のセレクト、撮影、文章やデザインほか
とにかく全部自分でやってみました。
商品には常に自信を持っているので
あとはその良さをどう伝えるかです。
撮影は友人にとっても高機能なカメラを借り、イラストレーターは
一からプロのデザイナーさんに手ほどきを受けました。
皆さんのご協力があって、出来上がったDMが明日くらいから届くはずです。

Photo_2開催は4/30(月・祝)~5/6(日)です。
ふくら舎の商品の中でも選りすぐりの作家や工房を
今回はお届けします。

やちむんは、私が愛してやまないベテラン勢の照屋佳信、上江洲茂生、
読谷山焼 北窯の宮城正享、松田米司の琉球草木鉢、
そして40代の若手の有望株、玉城望、若子夫妻、江口聡。
琉球ガラスは再生ガラスの昔ながらの魅力がある奥原硝子製造所、
再生ガラスをアートに変えたガラス工房清天、新しい工房ガラス工房てとてと。
そしてわらび籠や、新しく入荷した泥染めの買い物籠が登場します。

今回はうちで大きく育った植木たちも連れて行って、かなかなの2階の
部屋を緑豊かな沖縄にしたいと思っています。
あの大きな窓から風が吹いたら、光が差し込んだら
うちの器たちがもっと美人さんになるな。きっと。
ご期待ください。

ちなみにこのDMなのかどうなのか、ちょっと頑張りすぎたようで
6日間ほど声を失ってしまいました。ほぼ話せなくなりました。
今はハスキーボイスまで回復。GWには元の声で店番できることを願って!

飾り棚

今年の百貨店催事は無事に終わりましたが、もう12月ですから

来年に向けて色々と考えています。来年は小売店での展開も本格的に始めたい。

そんなことを考えていると、どこにいっても什器が気になってなりません。

前からRe+Cafeできになっていた飾り棚をついに買ってしまいました。

家に戻って、横の窓の前においてみたらサイズがぴったり。

500x374やちむんの形、柄がよくわかる器を選んで

並べてみました。窓際がすてきな空間に。

百貨店の催事ともなると、自分の思い通りにはできませんから

これからは雰囲気のある小売店でもやちむんの個性や風合いが

出せる展開がしたいな~

380x500GWには近所で催事をしようと計画中。

「沖縄のものの良さも、うちの店もよくわかっているんだから

好きにしていいよ」と店長さんがおっしゃってくださったので、

緑あるれる展示にしてみようかと。

植物の合間に、色鮮やかな器とガラス、籠を

飾ったらすてきじゃないかな~ 大きな窓もあることですし。

近所なのでうちの什器も運びたい放題。植物がもっと茂ってほしい。

今はどの工房のものを並べようかと思案中。

やちむんは骨太に、ガラスは手軽なものと、新しい工房かな。

あんまり気取らず、生活に根差した雑器としての沖縄の工芸品を

打ち出す空間にしたいものです。夢は広がります。

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