家作り・暮らし

ちくちくちくちく

お気にいりのZuccaのジーンズ。何年もはきすぎて、おしりは擦り切れ、
穴がところどころにあきました。そのままはくにはちょっと恥ずかしいけれど、
ワンピースの下ならまだまだはける。

Img_2196つぎはぎをちくちく縫ってみました。
股の部分はしっかり補強したいのでジーンズの端切れで。
ポケットは豆絞り。刺し子の糸で細かくチクチク。
わりとかわいくできましたな。

大掃除完了

年末からコツコツと続けていた大掃除がついに終わりました。
扉という扉を開け、箱という箱を開け、徹底的にやってみました。
わりと家はきれいにしているほうですが、大きなクローゼットはなんでも入るので
ついつい入れてしまうからいけませんね。

Img_1756台所まわりもきれいになりました。
ついついたまってしまうスパイスや乾物、お茶なども
整理してどの棚もすっきりと。
お気に入りの鍋のコーナーも少しすっきりしました。

Img_1757大掃除のラストを飾ったのは仕事机。
机の上には極力ものを減らすために
古い7段引き出しを購入。
右の黒の引き出しも机も無印良品なんですが、
古道具ともかなりしっくりと合いました。

家には引き出しがあまりなかったので、
これがとっても便利。
こまごまとしたものが整理できて見た目も
なんとも良い。
あとはこのチャーチチェアに、座布団をしきたいな。

ギャベのある暮らし

仕事用の大きなデスクチェアがあるのですが、今の家には似合わないオフィス用品。
なんとなくそのまま使っていたら、フローリングを徐々に破壊していきました。
車輪部分が強すぎて、フローリングがはがれてしまったのです。
更新の時期に、椅子を捨てるから直したいと大家さんに話したら、
直すと相当お金がかかるので、大きなカーペットを敷くことをすすめられたのです。

それから気付は半年がたっていました。
そしてついに、これ!と思えるものに出逢ったのです。
Img_1472
イランのギャベです。
10数年前にモフセン・マフマルバフ監督の『ギャベ』を
見てから憧れのものでした。といってもすっかり忘れていましたが。
たまたま近所の友人が買ったことを聞き、
多慶屋の「世界の絨毯フェア」にいったら、なんと最終日。しかも一目ぼれ。
白地にカラフルな柄とラマみたいな動物や植物がたくさん描かれています。

Img_1469奮発して玄関のミニタイプも買ってしまいました。
こちらは緑。帰ってきてこれに足を置くと幸せな気持ちになります。
仕事場は椅子をチャーチチェアにかえて、オフィス椅子は処分することに。
とても良いことに、ギャベがきてからこの上には物をおかなくなったので
常に部屋をきれいにする努力ができるように。
ずっと続けられるようにがんばりまーす。


はじめての靴作り

近所の友人カップルが履きやすそうな靴を履いています。
聞いてみると自分で作ったというのです。
それをきいてからずっと気になっていたのですが、昨日、私も作りに行ってきました。

千駄ヶ谷にあるshoe laboという工房です。
教室で本格的な木型をつかってつくる教室もありますが、私はワークショップで
数回で靴ができるというもので。
ここ数年私の課題は、いかに催事の店番でどんなに立っていても疲れず、
重いものをもっても安定感をもって歩けて、どんな遠出の営業にでかけても
足が痛くならない靴を探すことです。
サボタイプとヒールのサンダルタイプで2足は確保しているのですが、
スリッポンタイプも欲しかったのです。

130609_155055革はうすめのこの色にしました。
色もたくさんあるので迷いに迷ったのですが、
今の色だけでなく2年たってどんな色になるかを確認して
自分の持っている靴の色を考えて選びました。
足の指の長さや形も見たうえで、型紙を調整したり、
どこまで肌をみせるかなど、自分の好きなカーブに
できるのがたまりません。
右の中指が普通より長いので、ぶつからないようにしてもらいました。

革をカットした後、縫うための穴を黙々と開けている図。
とんかちを正確に、打ち続けます。

130609_175029縫う糸は濃いめの茶色に。
かなりの力を使いますが、一目一目で靴になっていく様は
たまらない喜びです。裏にゴムをはったりと手も込んでいます。
今週は左だけで終了。

次は右を縫って、ソールを付けたり、中敷きを入れたり、
仕上げのグラインダーや磨きをやる予定。
どんな素敵な靴が出来上がるのか。
そして何より履き心地がいまから楽しみです。

木目の復活

一人暮らしを始める時に母から四角いテーブルを貰いました。松本家具のもので、
なんと母の嫁入り道具。絶対に捨てないことと念を押されたのを覚えています。
大きさも気に入っていて愛用しているのですが、日焼けして色落ちして、割れたところを
母が独自の修復をした状態が長年気になっていたのです。
べったりと塗料がぬられているので、本来の木目が見えない。

ずいぶん前に家具修理の店に問い合わせたら、6万円+送料といわれて
それは出したくないなと断念。
それからずいぶん経ちましたが、突然思い立って自分で直すことに。

夜中にマジックリンをつかって上部の塗料を一気にはがし、お湯で木工用ボンドを
ふやかして取り除いたのです。いつもは水性ニスで仕上げていましたが、
今回は違う風合いを出したかったので、油性ニスのマホガニー色を塗ってみました。
Img_9801
一回塗った図。乾かしては塗り、乾かしては塗り、
Img_9804わりときれないな裏も少し塗り、
二日間かけて作業。
夜中と仕事の合間をぬって黙々と。
シンナー中毒にならないように換気が重要。
今朝は目が覚めた7時からひと塗りしてみました。
そして、食後にも塗り直して、気づけば

Img_9805こんなに素敵なシックな色合いに出来上がりました。
Img_9806本来の木目もみえるように
うまく塗ることができました。
木のテーブルはやっぱりこの木目がみえないと
使っている意味がないと思うんです。

Img_9809横もこんなにきれいになりました。
割れてしまった部分はわりと安定しているので、
もし不安定になったら、もう少し落ち着いてきたら
ボンドでつけてみようかと。

そしてついに乾いたので、やちむんをのせてみたのです。
Img_9815見てください!このマホガニーとの相性。
これを求めていたのです。
いまはテカテカしていますが、これがおちついてきたら
もっとシックになるはずです。

また、うちのやちむんが美人さんになってしまう。
最近はテーブルやお盆などありとあらゆるものをみると、
器をのせた時の見た目しか考えられない私です。
ほとんどビョーキです。

いつの間にか家具の塗装や修復まで自分でするようになってしまいました。
でも思い通りになるってしあわせ。母の嫁入り道具がまた素敵になってよかった。

中村活字の年賀状

今年も師走がやってきました。
やっと中村活字に年賀状の注文に行ってきました。
中村活字で年賀状を作るのは、今年で4回目です。
しかし5年の歴史があります。

なぜかと言えば、一年目は遅く行きすぎて「こんな時期に活版は間に合わない」
と断られあきらめた経験があるのです。
二年目は11月半ばには原稿を持っていきました。
縦の線だけ入れたシンプルなデザインに。Ku:nelのまねっこ。
三年目は白地のハガキを新雪にみたてて、紅梅色のうさぎの足跡を11個。
四年目は縦にして、ウコン色のタツノオトシゴをあしらいました。

毎回シンプルを心がけながら、アイデアをふりしぼると
中村活字の皆さんが素晴らしい技術で返してくれるので
今や年末恒例の勝負のような気分です。
今回は時間があったのに、アイデアが浮かばず
今日までずれこんでしまったのです。

今回もかなりシンプル。
活字の美しさをみせつつ、活版の技術がうまく出せるのではと期待大。
「活字の年賀状なんて高いでしょ」とよく言われますが、
年に一度のご挨拶ですから、年賀状くらいは自分のこだわったものでと
毎年、中村活字に通うのです。

今年も「また、よく考えたね~」と店主。
応対してくれた男性に連絡先を教えようと思ったら、
「あなたのメールアドレスはわかります」と言われました。
ちょっと常連っぽくてうれしかったのであります。

新旧交代

あれは一人暮らしを始めてすぐの頃だったと思います。
私の誕生日に祖母に中華蒸籠を買ってもらったのです。
それからというものをせっせと蒸し物を作ってきたのですが、
時には焦がしてしまったりすることもありました。
そしてついに今年、一段目の底が抜け、それでも二段目と蓋で使っていたのですが
その蓋も壊れてしまったのです。

今週はかっぱ橋道具街を自転車で走り回り、ほぼ全種類の蒸籠を確認。
日本の板蒸籠にもひかれたのですが、中華蒸籠は適度に蒸気を抜きながら
蒸すのとはちがって、板蒸籠は蒸気を閉じ込めて蒸すものだと
お店の方に教わりました。おこわや赤飯などを蒸すためにはそれが一番ですが、
肉まんなどを蒸す場合はそのまま使うとべしゃっとしてしまうので、
蓋を開けるなどの調整が必要になるそうです。

前は杉のものを使っていたのですが、やっぱりひのきには惹かれます。
でもひのきの蒸籠にはステンレスの金具がついているのです。
それがどうしても嫌で、すごすごと家に戻ってきました。
その後、ネットで調べまくり、一番前のものに近いものを購入。

Img_1339昨日届きました。
こうやって並べてみると高さも網目もずいぶん違います。
前のものは一段目、二段目、蓋のつなぎ目が
ずれないように段差があるのですが
今はどの商品も段差なしなんですね。
昨夜はよくすすいで木くずを落として、何もいれずに一度蒸気を全体に回して
よく乾かしておきました。

古いものは壊れてからも大切にとっていましたが、
ここまで使ったのでさすがに捨てようと思います。
たくさん美味しいものを作って、いろんなところに差し入れをした
この蒸籠とも明日でお別れ。10年近くおせわになりました。どうもありがとう。

ジーンズをリメイク

来年のスケジュール帳を買いました。
去年は白でしたが、今年は同じもののオレンジです。わりと大きめなので、
今年はノートと一緒にポーチに入れて使っています。バッグの中で折れると
きれいに使えないので。しかしこのポーチが気に入らなかったんです。
もらったポーチだったのですが、私らしくない。今年は白だからなんでも合いますが、
来年はオレンジです。これは難しい。

考え抜いた結果、10年近くはいてついに破れたジーンズで作ることにしました。
Img_1236最初は後ろのポケットを使おうと思っていたのですが、
あまりに普通で面白くないので前チャックの部分を活用。
後ろ側は足の部分を使っています。
ただジーンズを使っても面白みに欠けるので、
口の部分にサリーの端切れを縫い付けました。

Img_1237裏の縫いしろ部分にもパイピングしてみました。
Img_1238この端切れ、私の一番お気に入りの
ストールの端っこです。
ちょっとした不注意から少し焦げてしまったので
そこだけ一直線に切って残しておいたのです。

いつか何かに使えるかもしれないと大事にとっておいたのですが、
やっと日の目をみることに。口の部分からもちょっと覗くように
縫い付けています。来年のオレンジのスケジュール帳ともしっくりくるんです。
上にもち手をつけるか、それともホックをつけるかはまだ思案中。
このままでも良いかもな。

初めてのフォトブック

かなかな二十周年のお祝いの品が出来上がってきました。
Img_1234宴会の様子を写した写真をフォトブックに
まとめてみたのです。
Re+Cafeで大久保さん、新大久保さんの結婚祝いに
アルバムを作ったのがとてもよかったので
宴会の最中に思いついたのです。

B5サイズに耐えられるほどの素敵な写真は無理なので
15cm×15cmの正方形サイズに
色々とサイトを調べたのですが、私の趣味にあっphotobackで作りました。
Img_1224
サイト上で写真のレイアウトも色々とかえられます。
すべてが自由とは言えませんが、
写真のトリミング位置の調整などもできるし、かなり満足。

Img_1225_2あまりよく撮れていない写真もトリミングして
小さくすれば、うまく見えてきますからね。
自分なりにその日の物語風に文章もつけて、
ページを作ってみました。
文章も入れられるし、写真の位置も変えられるし、
クレジット部分もあって、ちょっとしたプレゼントにはすごく便利。

昨日、かなかなに届けたのですが、「自分の店ではないみたいだ」と店主の美砂さん。
たまたまいた常連さんは「この店の雰囲気や優しさが良く出ているし、
この店のことわかっている人しか撮れないわね」とおっしゃってくださって、
にんまりしてしまいました。
美砂さんは「棺桶にいれてもらわなくちゃ」とも。
最高のほめ言葉をいただいて、私もがんばった甲斐がありました。

拾いものだけど

気づけば家にこんなに果実が集まっていました。
Img_1214梨、青りんご、かりん、ゆず、柿、かぼす、青みかん。
全部もらい物なんですが、彩りがとってもきれいで
見ているだけで心がなごみます。
食べたらもっとなごむはずなんですが。

先日、友達の家で出してくれた箸置きが、黒い石でした。
拾った石らしいんですが、それはそれはすてきでうらやましくなったんです。
ふと今日、思いついたものが!
Img_12174年くらい前に伊是名島でひろったサンゴと貝。
ずっと木の箱に入っていたのですが、
時々だしてみるくらいの用途しかなかったわけです。
これが箸置きにぴったりのサイズなんです。
食卓にのっていても、きっとしっくりくるはずです。
同じものが二つとないところがいいな。

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