久々の京都
今週は京都伊勢丹でやちむんの催事、土曜は「クロワッサンで朝食を」の京都シネマの初日。こんな機会はめったにないので、
2、3年ぶりに京都に行ってきました。
午前から午後にかけては、仕事の視察。「クロワッサンで朝食を」は満員お立見の大盛況。
なんどみてもごった返すロビーと満席の映画館はしあわせです。
夕方になって、鴨川の飛び石をわたって、吉田屋料理店に向かいました。飛び石を一歩一歩わたる緊張感。そよぐ風。
飛び石の真ん中でとった夕暮れの鴨川です。
空の色、雲の具合、鴨川の流れ、すべてが美しい夏の京都です。
この前来た時はここで蛍をみたな~
吉田屋料理店は京都らしい風情の店。
まず入り口がわからない。いわゆる町屋づくり。
小路を奥にはいると、つつましい看板。
でもお店の中はわりと広い。そして坪庭。
汲みあげ湯葉、水茄子のフリットなど京都らしいものもあれば、
ゴーヤチャンプルーにピータン豆腐の組み合わせあり。かなり好みでした。
早めに切り上げて、草庵(いおり)へ。
京都らしい居酒屋。はもと賀茂茄子は売り切れでしたが、紅ショウガ天のおいしいこと。
お次はスペイン料理のxativaへ。
京都はお店に長居せず、はしごが大人の愉しみなんだそう。
どこも京都らしいお店ばかりでした。
日曜は朝から大雨。じゃばじゃばいっていたのに、11時前に小雨に。
自転車で京都クロワッサンめぐりへ。京都はパン文化も奥深い。クロワッサンも楽しみつつ、
京都らしい豆パンや、抹茶クリームものなどをたくさん買って、
友人の家にもどって、三人でお昼ご飯。
ゆるりとした昼ごはんなんて、最近いそがしくて
なかなか味わえなかったので、のんびりと。
さて、午後はどうするか。
私が生麹を買いたかったので、麹屋さんにでかけました。
京都の生麹で塩麹としょうゆ麹を作りたかったのです。
奥の上り框で、生麹でつくったあったかい甘酒をいただきました。
この美味しいこと。おろし生姜がはいっていて、身体の中からぽかぽか。
疲れがふっとぶ美味しさです。
お次は下鴨神社へ。
鴨川のほとりを夏の日差しを浴びならが、自転車をこぐ。
町中なのに、川があって緑があって、山の稜線が美しい。
蝉の声がみーんみーんと響き、日陰になるとすーっと涼やか。
夏のしあわせな時間。
糺の森の緑の美しさ。京にある原生林。
砂利のざくざくという感触も愉しみのひとつ。
世界遺産でもある聖地は、空気の流れがかわります。
茶屋でのんだグリーンティとひやし飴。
京の味ですね~
締めくくりに出かけたのは、一乗寺。
恵文社とガケ書房に本をめぐる旅。
自転車でどこまでもいけるところが京都はよい。
最後は、大久保ナオ登さんが参加しているマトリョーシカ展を見に
White Bird Black Birdへ。
隣町に住んでいる友達の作品に、京都で出逢う。
大久保さんのマトリョーシカは、なんとクレイジーキャッツ。
ゆるそうにみえて、かなりのインパクトでした。
2、3年ぶりの京都ひとり旅。京都に住む友達カップルの姿を
見ていると、こっちもしあわせなな気持ちになります。
いつも違う季節に行こうと思うのに、なぜかいつも夏の京都。
でもいつも違う顔がみられて、大好きな町です。
最近のコメント