憧れのもの
ここ3~4年くらい山ぶどうの籠バックがほしくて、ずっと探していました。
会津の工人祭りに行きたかったのですが、なかなかスケジュールも合わず
色々な店で見ても「これだ!」と気に入るものがなかったのです。
値段が手ごろだと思うと、中国産の素材だったり・・・。
高価なものなので、納得しないと買いたくはなかったのです。
そして先日、ついに出会ってしまったのです。
近所のかなかなの2階にて。風間紀子さんの洋服を売っていたのですが、
風間さんは山ぶどうの籠にずいぶん前からご執心でたくさん持っているそうですが
販売もなさっているのです。この前の展示でもたくさん籠があったのですが、
気に入るものはなかったのです。
縦に少し長くて、ギャザーがよっているので
中にたっぷり入るのも魅力です。
秋田のグループが作っているもので
風間さんもこの形は初めてみたとのこと。
とても高価なので一日悩んで、翌日、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いました。
でもこれを逃したら後悔するし、これから何十年も使えばいいんだからと
自分に言い訳をしながら。その度胸を買ってか、
かなかなの美砂さんと、風間さんがひとつずつ根付を
プレゼントしてくれました。美砂さんは40代で初めて山ぶどうの籠を買って
嬉しくて嬉しくて毎日すりすりしていたそうです。
「30代で出会うなんてさすがね~」なんて言われてしまいました。
「銀座・手仕事直売所」で店頭にいるとすてきな籠バック、
しかも山ぶどうとわかるものを持った方にたくさん会いました。
でも間違いなく私のが一番と、心の中で呟いていました。
(性格悪い私です)
これから使い込んで飴色に光ってくるのが楽しみです。
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