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やちむんの嫁入り

この一週間はたくさんのやちむんに囲まれた幸せな時間でした。

Photo 伊勢丹で催事をやっていたのですが、

初めてなので量の加減がわからず

たくさん商品を用意してしまったので、とにかくバックヤードが楽しいのです。

在庫を整理しながら「おっ!これはすごい」、「うおっ!この絶妙な形」とか

ずっと独り言を言い続ける危ない人でした。

自分で選んだものを売り場に並べて売れていく様子は、嬉しいのですが

「それはやめてください」と口に出しそうになる切なさもあり・・・。

しかも「これが売れなかったら私が買おう」と心に決めていたものは、

見事に売れていくわけです。

御礼の品としてマグカップを7つ買ってくださったご夫妻。

7人の学生のところに今頃ひとつずつマグカップが届いたはずです。

大皿を5枚も買ってくださったご夫妻。どんな料理を盛ってくれたでしょうか。

「男が一人でお酒を飲むならどれですか」と聞いてきた青年。

あのショットグラスは誰にあげたのでしょうか。「焼酎を取っ手のある

コップで飲みたいと父が言うから」とおっしゃっていた娘さん。

お父さんは喜んでくれたでしょうか。「ここに来た記念に買っていくわ」と

ひとつの湯飲みをじっくり選んでくれた女性。お茶は美味しかったでしょうか。

20~30分かけて琉球草木鉢を選んでくれた男性は、どんな植物を植えてくれたかな?

ひとつひとつの器をお嫁に出す気持ちの日々でした。

あの器たちが、買ってくださった皆さんの家でどんな風に使われて、

どんな風に育っていくのか。見ることはできませんが、想像するだけで

楽しいものです。大切にしてもらえるといいな~

そういえば、不思議な出会いもありました。歳は50~60くらいの男性が

「お姉さん、この水差しを見たことないかい?」と携帯の画像を見せるのです。

「高峰秀子さんの沖縄のガラスなんだよ」と。私が大好きな本、

高峰秀子さんの「コットンが好き」の話をすると、「その本に載っているガラスだよ。

君は若いのにそんな本をよく知っているね。驚いたよ」なんておっしゃっていました。

家に帰ってその本を開いてみると、そのきれいな青の水差しが載っていました。

沖縄から持ってきたとしか書いていなくて、作家名もなし。

その男性は「いつか絶対にみつけてやろうと思って、沖縄のガラスが出るって

聞けば色々とまわっているんだよ」とおっしゃっていました。

きっとまたどこかで催事を開いたら、探しに来てくれる気がしています。

沖縄の器たちは素敵な出会いを生みますね~

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