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2010年4月

一箱古本市@市田邸

本日はゴールデンウィーク初日。谷根千はすごい人通りです。

よみせ通りではどうやら子供の谷根千ツアーみたいなものがあったようで

メガホンの大きな声が聞えてきました。ゴールデンウィークといえば、

東京から人が消えたものですが、不況だから近場ですましているってこと?

今日は不忍ブックストリートの「一箱古本市」の一日目。

最近参加し始めた芸工展実行委員会で一箱出しているので市田邸で午後は店番。

100429 市田邸には初めて行きましたが、明治40年からある

日本家屋で大事に保存されています。

庭と玄関先で一箱古本市を、一階では本の読み聞かせ、

蔵では占いをやっていました。二階は芸大の学生さんが住んでいるそうです。

使い続けることで築100年の建物を維持しているそうなんです。

100429_2 門扉にはシンプルな「一箱古本市」のサインが。

100429_3 芸工展は庭にお店を出しました。

緑と苔に囲まれた雰囲気のある庭です。

かなり風は強かったですが、

すっかり暖かくなったので心地よい店番タイムとなりました。

100429 芸工展実行委員会の一箱です。

商品化予定の箱のサンプルをお借りしたのですが

これがかなりの優れもの。上段は単行本や雑誌をいれ、

下段には文庫サイズの棚付。裏側には引き出しもあって、道具箱になります。

白なので装飾も自由にできます。家の本棚にあふれんばかりの本があったので

今回はかなりの数の本を出しました。私の家でそのまま置いてあるよりは、

誰かに読んでもらったほうが幸せだなと思ったのです。自分が気に入って

買った本が売れていくのは、寂しいというよりかなり嬉しいものでした。

初めて会った方と話しながら売るのも、また楽しい。

出張先の高知で買った「高知遺産」という本を出したのですが、

イオングループ(だったか?)の大きな商業施設ができたことで町の商店街や

映画館が営業危機になったことから、昔ながらのものを見直そうと生まれた本。

私はその商業施設のシネコンで仕事だったので、本を手にした時は

切なくなったものです。お買い上げいただいた年配の男性は以前に高知に

住んでいたそうで懐かしそうに見ていらっしゃいました。

「本棚がいっぱいだから本はもう買わないことにしているけれど、

出会ってしまったから・・・買います」とおっしゃっていました。

大切にして頂けそうで、なんだか幸せな気持ちになりました。

つつじ祭り@根津神社

土日の谷根千はすごい人出でした。

不忍通り沿いは、つつじ祭りが始まったので特にすごい賑わい。

人が多いのは苦手なので、平日のお昼にふらっと根津神社を覗いてきました。

2010042613530001 二週間くらい前にも来たのですが、

その時は一面緑で「つつじ苑はどこなんだろう?」と

不思議に思った場所が、一面のピンク色に!

せっかくなので200円払ってつつじ苑に入ってみたのですが、

20100426135700012010042613560000に入るとこれまたすごい。

何種類ものピンクや深い赤、

そして白にピンクの混じったものなど

ありとあらゆるつつじが咲き誇っているのです。

ほんの数週間でここまで景色が

変るなんて植物の力って本当にすごい。

最近の私はパソコンの見すぎか、眼球がぴくぴくすることがあるのですが

一気に治った感じです。

2010042613550000_2 立つ場所によってまったく違うお庭の景色が

楽しめるのだからすごい!

2010042614010000 階段を上がったり下がったり、あらゆる角度から

つつじ苑を満喫してみました。

乙女稲荷に続くいつもの鳥居の列も違った趣きです。

2010042613580000_2 週末になると、つつじ苑内が身動きがとれないくらいの

人、人、人の波になるそうです。

地元ならではの平日昼の散歩はいいものです。

いいお昼休みになりました。

ハーブの成長

ハーブの鉢に芽が出始めてから10日くらいたちました。

100424 すくすくと成長を続けています。

特に香菜の成長が早い。ぐんぐん伸びます。

毎朝起きると、枕元の窓を開けて香菜の特に元気な姿を見て

満足しているわけです。秋に植えたミントのまわりの土からも小さな小さな

双葉が生えてきました。まだ小さすぎてやっと判別できるくらいですが、

鉢中がびっしりミントで埋まる日はくるのだろうか?

新じゃがの肉じゃが

ランチがちょっと消化不良(気分的に)だったもので

夕方から「なんか美味しいものが食べたーーーーい」とばかり思っておりました。

100418_6 せっかくなので友達を呼んで純和風の晩御飯に。

まずは「土鍋ご飯」、「油揚げと葱のお味噌汁」です。

やっぱりお味噌汁は煮えばなの出来立てが美味しいです。

100418_7 今夜の主役は「新じゃがの肉じゃが」。

皮付きで作るので煮崩れもしにくくて、でも中は絶妙に

ほっくりできました。普段の肉じゃがは豚肉、玉ねぎ、

人参と白滝で作りますが、新じゃがの場合は牛肉、玉ねぎ、インゲンで

作ることにしています。

100418_8 他はそのまま料理。

「焼きなす」は生姜と醤油をちょろりとかけて。

100418_10 「山芋の千切り」はわさびと

シークァーサーポン酢をほんの少し。

これだけで十分美味しいんだから

野菜って偉大です。和食ってなんでもないものですが、とっても落ち着きます。

肉じゃがは味の染みた二日目もまた違う味わいなので

明日のお昼は肉じゃが定食に、なすと胡瓜の糠漬けですかね。

芽生え

4月なのに雪がふったり、暖かくなったりコロコロ天気がかわります。

数週間前にいろんなハーブの種をまいたのですが

なかなか芽がでず、種を鳥に食べられたんじゃないかと心配しておりました。

でもついにこの日がやってきました。

100418_2 小さな小さな芽がいっぱい生えてきたのです。

100418_3 ひとつが芽生えると次々と!

今日はポカポカ陽気だったので

数時間おきに観察していると

100418_4徐々に芽がでてくる様子までわかるのです。

植えたのは香菜、クレソン、ラベンダー、

バジルにスペアミント。まだ芽生えていないものもあるけれど、

なんだかワクワクするものです。100418_5

秋に苗で買ったミントは冬の間中、黒っぽい緑色で

元気がまったくなかったのですが

ここに来てすごい勢いで次々と新芽が芽吹き成長を始めました。

やっぱり春の太陽の力って偉大ですね。すべての生命の源なんだな~

生ハーブティや色んな料理に使いたいので、徐々に成長して

夏が来るのが今から楽しみでなりません。夢がひろがります。

BOULANGERIE ianak!

千駄木に引っ越してきてからの私の悩みは、美味しいハード系のパン屋がないこと。

“町のパン屋さん”という感じのところはいくらでもあるので、色々とまわって

食べましたが「これ!」と思えるバケットもない・・・。サクッとしたクロワッサン、

そしてもっちりとしたカンパーニュが食べたいわけです。

ベーグルは「旅ベーグル」で大満足ですが、いつもベーグルってわけにはいかない。

燻製やニース風サラダ、グラタンやアイリッシュシチューに合わせるパンが

欲しかったのです。かつて住んでいた桜新町には「ベッカライブロートハイム」が

あったのでハードルがかなり高いのです。

月曜の夜に突然気づいたのです。西日暮里を調べていないことに。

そして「BOULANGERIE ianak!」に行き着いたのです。

さっそく火曜の朝、9時前に行って来ました。自転車で5分の距離です。

100413

右上からクロワッサン、お肉の載ったフォカッチャ、

ベーグルサンド、カンパーニュです。

見ただけで味に期待ができますね。

100413_2 まず食べたクロワッサンはサクッサク。

この層を見てください。

100413_3 フォカッチャの上のお肉が、本格的なソーセージなんです。

そこらの調理パンとは違います。

100413_4 そしてこのカンパーニュ。香りもよくて、まわりは香ばしく、

中身はしっとりとした香ばしい味わい。

ルヴァン」のカンパーニュを食べて思ったのは美味しいのだけれど、

すっぱみが強くて個性的過ぎて私好みじゃなかったんです。

ここのは私好みでした。今朝は焼き網で両面を軽く焼いてバターをつけて

食べたのですが、一日経っていましたが十分おいしい。

お店は開成高校近くの路地にあるのですが、あまり目立たず、

おしゃれすぎないところがまたいい。

今度はバケットの味を確認して、後は何を買おうかな。

8時半からやっているので、朝に焼き立てを買いに行く楽しみができました。

「BOULANGERIE ianak!」

東京都荒川区西日暮里4-22-11 TEL:03-3822-0015

竹の子と鶏肉のタイカレー

今週もらった竹の子がまだ少し残っていました。若竹煮、竹の子の炭火焼、

竹の子ご飯と和食を満喫したので、今夜はちょっと趣きを変えることに。

100404 久々に友達を呼んでタイ料理の夕べに。

100404_2 メインは「竹の子と鶏肉のタイカレー」です。

イエローカレーにしました。

具は竹の子、鶏もも肉、玉ねぎ、ピーマン、赤パプリカと野菜もたっぷり。

100404_3 お皿の上にこんもりのせたバターで炊いた

ジャスミン米の上に好みの量だけのせて食べます。

いつもは竹の子を細切りにしますが、

せっかく良い竹の子なので太めに切って味わいを楽しめるように。

タイカレーはとろみが少ないので、ご飯の上にたくさん

かけてしまうとジャバジャバになって美味しさが半減します。

ジャスミン米の歯ごたえも残しつつ、楽しみたいものです。

100404_4 合わせたのは「牛肉と香菜のサラダ」です。

ナンプラーとレモン、そして香菜の味がタイの香りを

連れてきてくれます。後は箸安めに「ベトナム風なます」をちょっとだけ。

久々のエスニック料理でしたが、友達も大喜びで残さず食べつくしてくれました。

真空パックのゆで竹の子とは比べ物にならない美味しさです。

旬の野菜の甘みや味わい、くせのある苦味などは本当に食べていて

幸せを感じるものです。

今日もいつもの沖縄で買ったやちむんに料理を盛り付けましたが

エスニック料理とやちむんは非常に相性がよい!

カラフルな料理の色合いと器の柄が妙にしっくりきて

料理をもっと美味しく見せてくれた気がしましたとさ。

桃と蓮

それは偶然でした。先週の日曜日の午後に自転車で散歩をしていて

ふっと見つけたお店の壁にあったランチメニューに心惹かれたのです。

「激辛タイカレー、マトンのクスクス、参鶏湯のお粥」とありました。

どれも好き。入ったのが言問通りにある「桃と蓮」というBarでした。

クスクスを頼んだのですが、これが美味しいんです。私は羊肉が好きなのですが

やわらかく煮込んであって、しかも野菜がたっぷり。

久々のクスクスに顔がにやけました。

そして今週の木曜日、ご飯を食べそびれた友人と「桃と蓮」で待ち合わせ。

カウンターが満員で、後ろの荷物の置いてある席にてハイボールを。

友人がクスクスとトリッパを頼んだので、わけてもらったのです。

このトリッパがまたうまい!内臓もかなりの大好物なのですが、

トマトやセロリなんかの味だけでなくなんとも爽やかな味がするんです。

そしてなぜかとても寛げる空間なんです。扉をくぐると穴倉にはいったような

そんな不思議な気分になります。そして今日のランチもいざ「桃と蓮」へ。

100403 今日は朝まで起きていたので疲れていて優しいけれど

スタミナがつくものが食べたかったのです。

頼んだのは「参鶏湯のお粥」。一目で美味しいのがわかります。

まずはそのままで楽しみ、途中から塩を足して味を変化させて楽しみました。

途中からはぽかぽかしてきて、今日はわりと寒かったのに汗もでる。

身体の中から温まります。鶏肉以外にはクコの実、松の実、なつめに

栗まで入っていて、本当に残らず平らげてしまいました。

あまりの汗に、思わずビールを注文してほろ酔いに。

帰りはほろ酔い気分で桜を見ながら、花見サイクリングとなりました。

よく考えたら、この一週間で「桃と蓮」に三度も通ってしまいました。

あー、次は何を頼もうかな。

「桃と蓮」

東京都台東区谷中1-1-27

谷中の桜

ついに谷中の桜が満開になりました。

以前に住んでいた桜新町は呑川沿いに3キロくらい染井吉野が咲き、

駅前には八重桜が咲き誇る絶景の花見散歩スポットでした。

谷中はまた違った風情があります。まずは谷中霊園。この町に引っ越す前は

「お墓のそばに住むなんて・・・」と思っていましたが、

桜と墓地というのはなかなか神秘的な組み合わせであります。

それにお寺のお庭がどこもきれいに手入れされているので

染井吉野だけではなく、しだれ桜や木蓮や椿などの春の花や

新芽の緑も堪能できるのが散歩の楽しみになりました。

100401 こちらは全生庵の桜と観音様です。

家の窓からは横向きの観音様が見えるのですが

今日は正面から。

今度は根津神社にでも行ってみましょうかね。

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