スープ炒飯

昨晩、私の家では「ぐろーばる」のもち豚を取り寄せて、

しゃぶしゃぶ大会が催されました。一部は白和え、小松菜と油揚げの煮浸しと

野菜の蒸し鍋。第二部がもち豚のロースとバラのしゃぶしゃぶです。

昆布だしで蒸し鍋をして、野菜のうまみが落ちているお出汁で

豚をしゃぶしゃぶ。その後はデザートに移ったもので、

そのスープを漉して取っておいたのでした。

今日、帰りの道すがら冷蔵庫にあるものを思い浮かべ、何ができるかを

考えていたところ、冷凍したジャスミン米、でも少なめ。

そして昨日のスープ。うーん、うーんと頭を悩ましていたら

突如浮かんだのです。これが！

そうです、スープ炒飯！

ジャスミン米は日本米と違って

パラパラしているし、

量も少ないので具を入れて炒飯に。それに昨日のスープに塩、こしょうで

味付けをして、さっとかけていただくことに。これがうまい！

ただの思い付きだったんですが、米のほぐれ具合とスープの絡み具合、

具は小松菜、ソーセージ、卵。

昨日の夕飯の副産物が新たな美味を生み出しました。

昨日大人気だった白和えです。

彩りよく、人参とインゲン、こんにゃくが入っています。

豆腐を裏ごししたのですが、私はしない方が好み。

定番の小松菜と油揚げの煮浸しです。

これを食べるとなんかほっとします。

あったかくても、冷やして食べても美味しいのがよいところ。

今日の夕飯には大満足であります。

晩秋の奈良～仏像巡り～

突然思い立って奈良に行ってきました。

ずっと行ってみたいと思っていたのですが、今回の一番の目的は

法隆寺の救世観音立像の御開帳。

その他にも、法輪寺、浄瑠璃寺、秋篠寺、法華寺と紅葉の奈良の

お寺を仏像巡りと相成りました。

最近、旅に行ってもほとんど写真を撮りません（食事は撮るけれど）。

なぜなら、自分が感動した景色が映ることはないからです。

どうしたってカメラを通せば変わってしまう。だから心に留めておいて

また見たくなったら、足を運ぼうと思うのです。

国宝から磨崖仏、道端にあるお地蔵さんまで。

法隆寺の救世観音立像に背筋がゾッとなり、百済観音像のたおやかな姿に

ホッとして、法臨寺の十一面観音菩薩立像に圧倒され、

浄瑠璃寺の空間世界の美しさにはただ言葉を失いました。

紅葉の木々に囲まれた三重塔、池を挟んで面している阿弥陀堂。

その中にある西方九体阿弥陀如来像。圧巻です。

秋篠寺の伎芸天の美しさにも見惚れました。

もちろん、どれも撮影不可。でも、この場にいないとこの空気は感じられないし、

持ち帰るものではないと感じました。

そんな旅から持ち帰ってきたものをご紹介します。

浄瑠璃寺のそばでは地元の方が週末になると

「つり店」を開きます。野菜や漬物などがビニールに入って

吊ってあり、ほとんどが100円なんです。その中からターツァイ、京芋、

赤唐辛子、あやめ蕪の漬物、千枚漬けを。友人のお土産には

石村由起子さんの「くるみの木」オリジナルの手焼きせんべい。

そしてもうすぐ子供が生まれる友達に、浄瑠璃寺の子安地蔵菩薩像の

安産と子育てのお守りを。

そして今夜のご飯はこんな感じになりました。

無性にタイカレーが食べたかったので、

付け合せにターツァイを唐辛子とニンニクで炒めて

ナンプラーで味付け。後は漬物を合わせて。

タイカレーの辛さを千枚漬けで落ち着けるのもなかなかです。

旅はもちろん楽しいのだけれど、そこの市場によって何か地の物を

買ってくると、その後も旅の余韻を楽しめるのが良いのです。

さて、京芋はどうやって料理しましょうか。

玄米ご飯定食

最近はかなり仕事が忙しいので、ゆっくりご飯を作ることがなかなかできません。

するとイライラするのか、お菓子を食べちゃったりするからいけません。。。

でも週末くらいはと、玄米を炊くことにしました。

素朴ですがこんな形にまとめました。

日暮里のわしたショップで買った

沖縄の玄米です。玄米は

噛めば噛むほど甘みが出ます。

水に12時間以上つけたり手間がかかるけれど、白米とは違った

味わいが楽しめますね。

おかずはごぼうと人参のキンピラと蓮根のマリネ。

今日の「男子ごはん」で作っていた蓮根マリネを

作ってみたのですが、これはいける！

シャキシャキの食感とアンチョビと酢っぱみがよく合う。

お酢をバルサミコ酢にしてみたらどうたろう？今度試してみます。

今日の糠漬けは大根ときゅうり。もう古漬けの域。

でも玄米とよく合います。

キンピラで残った人参を漬けておきました。

汁物のかわりに、ゆし豆腐をあわせました。日暮里の駅の反対側に

わしたショップがあるので、沖縄の食材が揃うのがこの町はいいと思っていたら、

先週、その近くに韓国料理の食材店も発見。久しぶりに韓国料理を作ってみようかと。

ワイン箱ガーデニング

一人暮らしをしてから、ずっとやりたかったことがあります。

ハーブを育てたかったのです。ずっとベランダのない１Ｋに住んでいたので

どうしたってそんなスペースの余裕がなかったのです。

今回の家もベランダはないのですが、窓辺にしっかりとしたアルミの出っ張りというか

物をおける場所があるのです。ここならやりようによっては出来るかもと

ずっと模索していたのです。

最近ずっと探していたワイン箱をやっと見つけたので

ついにハーブを育てることにしました。

根津の言問通りで買った

生きのいいローズマリーです。

3つ買って、素焼きの植木鉢に移しました。

こちらは西日暮里に向かう道灌山通りで

見つけたバジルです。こちらも3つ買って植木鉢に。

この時期はどこの花屋にもハーブの苗は

ほとんどないので、谷根千、日暮里、西日暮里と自転車で巡りにめぐって

やっと納得のいく苗を見つけました。

窓辺にこんな風に置きました。ワイン箱の大きさが

ちょうどこのスペースにぴったり合うのです。

今朝目覚めて、寝転んだままカーテンを開けると

窓辺にはこんな感じでハーブが！窓をあけて香りをかいだのですが

すーっと良い香りがしてそれだけで癒された気分。

この苗がちゃんと育ったら、春には種から挑戦したいものです。

料理に使ったり、ハーブティやお風呂に入れたり、

想像するだけでなんだか楽しくなってしまいます。

蒸し土鍋を購入。

引越しを前に愛用していた土鍋を割りました。一人暮らしをはじめた時に

友人がくれたものだったので無念でした。

それからずっとどんな土鍋を買うのか迷っていたのだけれど、

昨日ついに購入にいたりました。

恵比寿にある「igamono」で買いました。

伊賀焼きの窯元・長谷園の直営のお店で

あのすっばらしくご飯が美味しく炊ける「かまどさん」を

作っている窯元さんです。このまるっこいフォルムが気に入ったのですが、

いつもだったら黒を選びそうですが、野菜が映えるように白にしました。

丸っこい蓋なのは、蒸し土鍋だからです。

普通の土鍋か蒸し土鍋か、ずっと迷っていたのですが

このフォルムと“遠赤外線効果”という言葉に引かれたのです。

土鍋を買ったら、まずはお粥炊きです。

残りご飯と水を入れてゆっくり炊いて、おかゆができたら

冷ましてから一時間以上放置。

糊の成分が土鍋に浸透していきます。

今夜のご飯はさっそく土鍋で蒸しものに挑戦。

まずは長谷園のレシピ本に載っていた

「豚バラ肉とキャベツ蒸し」。あわせ調味料に混ぜた

豚肉とキャベツを数分蒸しただけなのですが、

キャベツはシャキシャキ、豚肉はジューシー、しかも余分な油は

下に落ちるのでヘルシーときたもんだ。もりもり食べてしまいました。

里芋と鮭があったのでこちらも蒸してみました。

根菜なので少し長めに。里芋を蒸したのは初めてですが

ねっとり、ほっこり、何もつけなくても里芋本来の味だけで

十分楽しめます。鮭も美味。お粥炊きに使ったお粥と一緒に楽しみました。

明日の朝食は残った蒸し鮭とお粥を合わせて、鮭粥といきますか。

この冬は蒸し土鍋が大活躍しそうです。

「igamono」

東京都渋谷区恵比寿1-22-27　TEL:03- 3440-7071

PAUL

最近は忙しすぎて「美味日和」の更新もごぶさた。

美味しいものを食べるのもままならない状況だったのです。

今日は仕事の用事を済ませた後に、東京駅近くで遅めのランチで

久しぶりに「PAUL」に入りました。私はここのパンとパルミエ、カヌレが大好き。

あと、ランチも美味しいんです。

  今日はうすーく切ったパンの上に生ハム、トマト、

チーズがのったものに。付け合せはサラダ。

これにバスケットに入ったパンが4種類もつきます。

パンの風味と上にのった食材とドレッシングのバランスが絶妙！

ひとつひとつパンを買ったらずいぶんお値段がいってしまいますが、

一切れずつ付いてくるのでリーズナブルで色んな味を楽しめるし

ここのランチは絶対お得。大満足のランチでした。

やっぱり美味しいものを食べると元気がでますよ。

「PAUL　東京八重洲店」

東京都千代田区丸の内1-11　パシフィックセンチュリープレイス1F

TEL:03-5208-8418