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2009年8月

糠床を作る

千駄木に引っ越してきてから、もうすぐ3ヶ月になります。

ついに「糠漬け」を始めることにしました。

一回目の糠床をだめにしてから一年半くらいたったでしょうか。

この家の暮らしなら無理なくお手入れも出来そうで、

しかもこの家は風通しがいいので保管にも良いのではと思ったのです。

一ヶ月前くらいからもう一度糠床を作ろうと思いながら

のびのびになっていましたが、今日ついに近所のお米屋さんで

無農薬の生ぬかを1キロ、買ってきました。

090828 大きなボールに生ぬか1キロ、粟国の塩70グラム、

鷹の爪3本、ここに昆布だしを1.1リットル入れます。

090828_3こぼさないように徐々にだしを

入れながら混ぜていきます。

耳たぶくらいの柔らかさが良いです。

前に作ったときは水で作って、昆布を入れていたのですが

今回はプロのレシピを真似て昆布だしにしています。

090828_6  お気に入りの野田琺瑯の糠漬け容器に移し変えます。

よくこねて空気を抜いたら、冷蔵庫に残っていた

野菜で捨て漬けを。発酵を促す為に

残り野菜を入れるわけですね。今日はパプリカの残りと、

青パパイヤを少し入れていました。知り合いに発酵した糠床を

少しもらうと簡単なようですが、私はいつも一から作ることにしています。

ちょと時間もかかりますが、自分だけの味が出来るようで

なんとも嬉しいではないですか。

090828_5 残り野菜を真ん中に入れて

表面を平らにしたら準備はOKです。

これから何度か捨て漬けを繰り返して、

徐々に発酵させて糠床を作っていきます。

はてさて、どんな糠漬けが出来るようになるでしょうか?

根気のいる作業ですが、糠を混ぜているとなぜか手もつるつるに

なるのが嬉しいんですよね。

カスピ海ヨーグルト

日曜に実家からカスピ海ヨーグルトの種をもらってきました。

前の家に住んでいた頃に一度始めたのですが、

ずいぶん楽しんでいたのですが、毎日食べることができず

ぶくぶくに泡立って終わってしまいました。。。

でも何しろわたくし、栄養指導の先生に「女の子は毎日カルシウムが大事。

牛乳を飲まないなら毎朝ヨーグルトを食べなさい」と言われたばかり。

そんな訳でまた始めることにしたのです。

090824 形から入るタイプなので、まずはお気に入りの

野田琺瑯の容器を二つ買ってきました。

090824_2 母にもらったカスピ海ヨーグルトを

中に入れます。

1割程度で良いそうです。

090824_3 上に牛乳を入れてよくかき混ぜます。

蓋をしてそのまま常温で放置します。

この時期なら一晩で大丈夫そう。

私は午前中に作ったので、6~7時間常温に放置しました。

開けてみて頃合いがよければ、冷蔵庫へ。

090825 今日の朝にはちゃんと冷えた

カスピ海ヨーグルトの完成です!!

少しゆるい感じがこのヨーグルトの特徴なんですが

少し酸味があってそのままで十分美味しいのです。

驚くほど便通がよくなるんですよ。

なくなる前にもうひとつの容器にヨーグルトを移して

牛乳を加えて、これを繰り返していくわけです。

容器を二つにしたのは、毎回しっかり洗って清潔さを保つためです。

今度こそ、ちゃんと習慣になるといいけれど。

白いんげん豆料理2種

今日は久しぶりに豆を煮てみました。

以前に買ってあった豆をたっぷりの水に浸して一晩。

090822 水と一緒にそのままル・クルーゼの鍋に移して

強火にかける。沸騰したら弱火にしてコトコトコトコト。

灰汁をとりながら、50分くらい煮ました。

やわらかくなるまでですね。

090822_4

土曜のランチはこんな感じに。

小松菜とアスパラ、ミニトマトをざっとオリーブ油と

にんにくで炒めたものに、ウィンナーとバケットを。

090822_6

そして主役は「白いんげん豆のオリーブ油がけ」です。

あつあつのゆでたて豆に、にんにくのみじん切り、

塩、こしょう、オリーブ油をかけただけですが、

ホクホクで美味しいのです。

次の日はまた味がしみて美味しそうだな。

090822_7 そして残りのゆでた豆は今度は土鍋に移して

砂糖を加えてコトコトコトコト。追加で砂糖と塩を加えて

またコトコトコトコト。40~50分くらいですかね。

090822_8 煮豆が出来上がりました。

瓶詰めにして保管したのですが、ちょっと味見を。

今回は三温糖をつかって、量もずいぶん減らしたので

ほのかな甘みの仕上がりです。甘いお豆も美味しいけれど、

メタボ注意報なので気を使ってみました。さらっと食べられてちょとした

おやつ代わりにもいいかも。

壺屋焼

私は自他共に認めるお茶好きです。

中国茶教室に通ったのがきっかけでしたが、中国茶だけでなく、日本茶も

紅茶もハーブティもなんでも貪欲に飲むタイプです。

その日の朝の気分、夜の疲れ具合に合わせて茶葉を選んでいます。

Photo そんな訳で気づけばこんなに急須が集まりました。

白いのは紅茶やハーブティー用、右下の黒は烏龍茶用、

小さな黒はプーアル茶用に、上のベージュは鳳凰単叢用に。

銅製のものは骨董市で見つけてほうじ茶や日本茶の時に、

手前の茶色は大人数の時のウーロン茶用です。

中国出張の多い兄が湯のみとセットでくれました。

090815_2 そして先週仲間入りしたのが壺屋焼の急須と湯呑。

沖縄の焼き物で、昔からの絵柄の魚が描かれています。

沖縄に行くとよく焼き物を見ますが、

なかなか気に入ったものを見つけるのが難しい。食器やグラスもそうですが

シーサーひとつとってもなぜかキャラクターっぽい“かわいい”感じに

変わってきているんですよね。私はそういうのが大嫌い。

伝統的なものが残っていく方がずっと良いと思うんです。

沖縄では魚は“生”の象徴なんだそうです。この豪快な絵柄からも

勢いが伝わってきます。千駄木の家になんともしっくりなじんでいて、

毎日いろいろなお茶を入れています。

朝顔の成長

うちで唯一の植物、朝顔市で買ってきた朝顔が

090814 気づけばこんなに大きくなりました。

最初は折れたおさえ箸で囲いを作ってあげたのですが

それすら足りなくなったので、ついにもっと大きい

囲いを買ってきました。

つるをちゃんと伸ばしてあげると、どんどん

生き生きとしてきました。

今日は青の花が咲きましたが、夕方枯れる頃には

なぜか紫に色が変わっていました。そんなことってあるんでしょうか。

円朝祭り

今日は「全生庵」の円朝祭りに行ってきました。

落語家の三遊亭円朝のお墓があることから、円朝祭りのこの時期には

円朝が愛した幽霊画が披露されるそうなんです。

幽霊画にはかなり興味があったので、女5人、浴衣で集合して行ってきました。

円朝さんの落語に出てくる「会談牡丹燈籠」の一場面の幽霊画の

迫力もすごいものがありましたが、一口に幽霊といっても

女性だったり、男性だったり、美しいもの、醜いもの、足があるものまで様々。

人間の情を感じる見事な幽霊画の数々でした。

幽霊画で見も心も涼んだ後は、外でカキ氷を食べました。

その後は、5人でタコ専門店の「三忠」へ。開店と同時に入ったのですが

次々とお客さんが来て、気づけば満席。

いろんなタコ料理に舌鼓。お店の入り口に座っていたので

お客さんにも浴衣を褒められました。客引きになっていたかも?

ちなみに私の今日の浴衣は、京都の「紫織庵」の芙蓉柄の反物を

母に浴衣にしてもらったもので、生成りの兵児帯をつけました。

090810 髪には近くの雑貨屋で買った

インドネシア製の水牛のかんざし、

090810_2 同じくインドネシア製の

小さなかごバックを合わせました。

全てを和にまとめるのもいいですが、

古典柄に最近流行の兵児帯や

アジアの雑貨なんかをあわせた方が、

私らしいかなと。

いろんな方に褒めていただいて、

幸せな一日でした。

「全生庵」

東京都台東区谷中5-4-7 TEL:03-3821-4715

「三忠」

東京都文京区千駄木3-1-17 TEL:03-3824-2300

蚊取り線香入れ

の家には網戸のない窓が二つあります。

寝室の大きな窓の上部の小窓と、リビングの下部にある細長い窓。

谷中、千駄木あたりはお墓も多いし、緑も多いので結構虫が多いと聞くので

いつも蚊取り線香を焚いています。

この街ではどこでも蚊取り線香の香りがします。

ずっとしっくりくる蚊取り線香入れがないかと探していたのですが、

なかなか見つからず、平皿を使って我慢の日々。

090808_4やっと今日一目ぼれして買ってきました。

近所にあるよみせ通り沿いの

インドネシアの雑貨店「alas-alasan」で買いました。

090808_5 中には菊花線香を入れます。

090808_7  人間には優しいお線香です。

蓋をすると、模様の部分から

ふわっと煙が上がってきます。

090808_8 窓際の定位置に置くと、こんなにしっくり。

タイやらなにやら、いろんな国の小物たちと

相性がいいじゃないですか。

蓋があるので間違って蹴っちゃったとか。

線香のかすが風で飛んじゃったなんてこともなくてすみますね。

さっそく大活躍なのですが、先日、友人が教えてくれました。

蚊は高く飛べないらしく、三階にはほとんど上がって来れないようなんです。

そういえば、この部屋で蚊に刺された覚えがない。

まあまあ、他の虫予防ってことで。

「alas-alasan」

東京都文京区千駄木3-39-7  TEL:03-3821-2675 

紅蘭

今日は京橋勤務の友人からランチに誘われて、築地までやってきました。

「チャーシュウ麺を食べさせたくて」と言われて入ったのが

「紅蘭」というお店。夜はコースメニューらしいのですが、

昼は「チャーシュウ ネギラーメン」「野菜炒め定食」

「盛り合わせ定食」のみ。普通のカウンターに座ったわけですが、

有無を言わさず友人が「チャーシュウ ネギラーメンとシュウマイを2つずつ」と。

090804

でも出てきた途端に美味しいに決まっていると

一目で分かりました。麺は細めのシコシコ麺。

スープはもちろん、なんといってもこのチャーシュウが

じゅわーっと味が染み出る抜群の風味なんです。

葱と合わさって、脂っこさもなくてちょうどよし。

シュウマイもシンプルな作りなんですが、なんともうまい。

昼にラーメンなんて胃にもたれると思いがちですが、

ここのはさらっと食べられて、食べ応えも満足感もありました。

また、来なくてはなりません。

「紅蘭」

東京都中央区築地2丁目8-8 TEL:03-3546-6007 

喜久月

グルメチームの取材が続いているので、みんな差し入れを何にするかで

いつも悩んでいます。先日は私の当番だったので、

朝から根津と谷中をまわって差し入れを調達。

090803 その時に大評判だったのが

谷中にある「喜久月」の「あを梅」と「ゆず餅」です。

この店の定番中の定番で、誰もが買っていく品。

今日は自分の為に買ってみました。

右の「ゆず餅」はとにかく柔らかくて、ゆずの味がぱーっと口にひろがります。

左の「あを梅」はしっとりとした味わい。

川端康成も愛したと言われるだけある銘菓です。

季節の和菓子も本当に風情があって素敵なものばかり。

お茶を入れて、ひとつずつ味わって食べたい一品です。

「喜久月」

東京都台東区谷中6-1-3 TEL:03-3821-4192 

沖縄産・完熟マンゴー

先日、京都在住の友人が遊びに来ている時に、

沖縄からマンゴー宅急便が届きました。ダンボールを開けると

完熟マンゴーが4つも入っているじゃないですか。

090731_2  完熟とあるだけに、色も形も成熟しております。

沖縄の夏の濃厚な香りがするんです。

クンクン匂いをかいでしまいました。

090801_6 これは3つ目のマンゴー。

キンキンに冷やした白ワインと一緒に

根津の友人と食べました。

食べかけなのは、写真を撮るまで待てなかったので

一口食べてしまいました。だってだって、今まで食べたどのマンゴーよりも

甘くて、濃厚で思わずうなっちゃう美味しさなんですもん。

一人で食べるのがもったいなくて仕事場に持って行ったり、

大好きな友人を何日かに分けて呼んでひとつずつ食べましたが、

誰もが大興奮。「こんな美味しいマンゴーは初めて!」と言ってくれました。

皮も種もしゃぶったり、スプーンでこそげたり、最後の最後まで楽しみました。

私はもちろん、私の周りの人がこんなに笑顔になるなんて、

送ってくれた方に大感謝です。ありがとうございます!

お買い物かご

最近、谷根千を散歩する時や夕飯の買い物の時には

090801_4

いつもこの丸かごを持っています。

沖縄に出張に行った時にお土産が入らなくなったので

桜坂劇場の雑貨屋さんで買いました。

東京でも売っているのは前から見ていたのですが、色、柄と大きさが

特に気に入りました。普段はお財布と手帳を入れて、

上に風呂敷をかけて持ち歩いています。何か買ってもどんどん

入れられて重宝します。ネギでも大根でも飛び出ていてもしっくりきます。

持ち手がしっかりしているので、いっぱい入れてもびくともしません。

090801_5 家では台所のスツールに載せて置いて

野菜や食材なんかを入れて使っています。

このかごを持っているとやたらといろんな人に褒められます。

実家の駅前の金物屋のおじさん、最近いつも行く八百屋のおじさん、

近所の雑貨屋かなかなの店主さんなどなど。

「良いかごだね。とってもお似合いよ」なんて言われちゃうと

また、持ち歩くのが楽しくなるものです。

ダイニング現る

一人暮らしを始めた頃から、ダイニングテーブルに憧れていました。

なにせこの東京のワンルームはとにかく狭いので

ちゃぶ台おいて、ソファが精一杯。イスを置くスペースはそうそうないのです。

あれから8年7ヶ月、3軒目にしてついにダイニングが完成しました。

090801_7 じゃーん!

テーブルと奥のベンチは学芸大学にある

古道具屋「OTSU FUNITURE」で買いました。

店の中をぐるりと回って、「これ!」と本当に直感で

決めた二つですが、大きさも色も見事に合いました。

チャーチチェアとも相性抜群。

090801_10 昭和の時代のテーブルで引き出しがついているので

お気に入りの箸置き、コースター、ランチョンマットを

入れるとちょうどいい感じです。

大満足の仕上がりです。

090801_8 ダイニングからリビングを見ると

こんな感じに。適度な距離もあって

良い具合です。

お客さんがある程度きても両方で食事ができますね。

念願かなったダイニングが完成したので、ゆっくりお茶でもと

090801_9 横のお茶カウンターで中国茶を入れました。

090801_6 かなり久々に聞香杯を出してきて

鳳凰単叢とあいなりました。

おっ、窓際の小物たちの

シルエットが妙にかわいいじゃないですか。

初日開けの二週間ぶりの休みはかなりまったりと過ぎております。

「OTSU FUNITURE」

東京都目黒区鷹番1-4-9 TEL:03-3794-7883

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