一年ぶりに京都に行ってきました。
「なにか京都らしいものが食べたい」と思い、友人と一緒に考えて
迷いに迷ってフランス料理の店「ブション」に行くことにしました。
「なんで京都なのにフレンチ?」なんて疑問はなし。
東京はイタリアンの店が多いですが、京都は断然フレンチで
しかも庶民的なフレンチが多くて手軽なお店が多いんだそうです。
去年も行きたいと思っていたので念願のディナーです。
3人ともとってもお得なプリフィクスで注文。前菜+主菜+デザートに
バケット、オリーブディップ、オリーブがついてなんと2500円なんです!
まずはオリーブをちょっとつまみ、ぱりぱりのバケットに
オリーブのディップなんてつけながら料理を待つ。
このディップも美味しいですがバケットは
料理のために食べすぎ注意。
友人が頼んだ「ニース風サラダ」。ずいぶん豪華で
中にはアンチョビまで隠されていました。
お昼ならこれとバケットで充分かな?
友人が頼んだ「ガスパチョ」です。普通にみれば
ただのトマトスープに見えますが、このスープの中に
セロリ、きゅうり、トマトなどなどのうまみが溶け込んでいて
ひとつひとつの素材の味がしっかりとするんです。
この複雑な味わいはそうそうマネはできない。
バケットにつけるともう最高。
私が頼んだ「オマール海老のテリーヌ」です。
上品な味わいで彩りもお見事!
いよいよ主菜。友人が頼んだ
「イサキのポワレ」。季節に合わせて
色々なお魚が登場するようです。
「鴨のオレンジソース」は鴨好きの私にはたまりません!
鴨はもちろんですが、このオレンジとの合わせが素晴らしい。
そして本日のディナー全体のメインと
呼ぶべき「クスクス」の登場です!
私が食べたことのあるクスクスは
あの小麦粉から作ったクスクスにラタトウィユという組み合わせでしたが
それとは比べ物にならない豪快さ!
お皿の上にクスクスをとって、羊肉ミンチの串焼きなどの上に
野菜や豆、鶏肉など色々入ったスープをかける。
一口食べたら、驚きのワイルドな味。スパイシーで多国籍な味わいというか、
そこに羊のくさみならぬ、うまみがガツーンとくる。
友人が頼んだと言うのに「もう一口!」とついつい手が出てしまいます。
デザートも3種類。右から「パイナップルのタルト」、
「クレームキャラメル」、「黄桃のクラフティ」。
どれも本当に美味しいんですよ。
3種類ずつ頼むのでいろんな料理が食べられて大感激。
赤ワインをデカンタで頼んで、一人3000円だなんて美味しいさのみならず
安さにも大感動でありました。
豪快なクスクスには脱帽です。間違いなく忘れられない味。
この後、祇園祭り見学で歩きまくりました。お腹はいっぱいだけれど
もたれなかったなー。
「ブション」
京都府京都市中京区寺町通り二条榎木町71-1 グランデヴェラ1F
TEL:075-211-5220
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