内臓好きの私にとってこのお店との出会いは運命だと思います。
6年以上前だと思うのですが、そのころ勤めていた会社が
新宿御苑前に引っ越してきて気になって入ったのが
この「出世料理 赤ちょうちん」。それからは通いつめる日々でした。
私の送別会もこの店でした。
久々にきた赤ちょうちんでの最初の注文は
「刺身盛」です!牛肉の内臓の刺身盛り合わせだなんて
他では出せないんじゃないかな?
チレ、ハツ、ハラミ、センマイなどなど、どれも新鮮で堪らん美味しさです。
子供の頃から焼肉屋に行ってセンマイを注文するのが喜びだった
私ですが、ここのセンマイを食べてから「今までのセンマイなんて
もう食べられない!」と思いました。肉厚で歯ごたえがあって
いつ食べても素晴らしい!
「レバ焼きタレ」です。レバ焼きというのは
食べたときに“もっさり”とした感じがすることが
ほとんどですが、ここのレバはしない!
タン塩です。
極上の「レバ刺し」です。
胡麻油をつけて食べましょう。
レバ刺しは大人になってから大好物に
なりましたが、食べたくて注文しても最後はなんかお腹にもたれてきて
残してしまうことがあるもの。でもここのレバは絶対に残したくない!
というか残せない!それほど美味しい。
昔はなかった「胡瓜の胡麻合え」。内臓が美味しいのは
もちろんなのですが、ここは内臓に合う野菜が
これまたうまい!もろきゅう、梅きゅう、もやしキムチ。
数があるわけではないのですが、どれもひと手間加えて
美味しく仕上がっているのです。胡瓜の皮を少しむいて、
胡麻油と塩、胡麻と合えてあるだけだと思うのですが、うーん堪らん。
「シビレニラ」です。内臓だけを焼いたものも美味しいですが
野菜と混ぜて焼くとまた格別。やわらかいシビレと
ニラがあいまって口がとろけちゃいますよ。
「ナンコツ焼き」を頼んだ後は、「テールスープ トック入り」。
これも昔はなかったのですが、一度食べてから病みつきに。
このスープ!優しい味なのにパンチが効いていて、
まるでこの店のような味とでもいいましょうか。
久しぶりに来ると「味落ちたな」と感じる店が多いですが
「出世料理 赤ちょうちん」だけはそんなことは絶対にない!
そう断言できる最高の内臓屋さんです。
肉にうるさい酪農が生業の父をいつか連れてきたいものです。
「出世料理 赤ちょうちん」
東京都新宿区新宿1-8-10 TEL:03-3354-7266
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