去年から野菜を食べることにずいぶんこだわってきました。
そしてずっと行きたいと思っていた「渋谷 やさいや」についに行って来ました。
これは運命の出会いだと思います。そのお店は渋谷駅から徒歩2分、
渋谷とは思えない異空間「のんべい横丁」にあります。
一階はカウンター、二階はちゃぶ台が三つあるだけの小さなお店です。
とにかく野菜にこだわったメニューが魅力です。
今夜は4750円のコースを堪能することにしました。
まず登場したのが「そら豆のすりながし」。中にそら豆がひとつ。
上品な味と見た目の爽やかさで次の料理が待ち遠しい。
「アスパラとミニトマトのおひたし」。
アスパラの絶妙なゆで具合。
やわらかいけれど、歯ざわりがちゃんと
残っているところがたまりません。
そしてこのミニトマト。なんと一つずつ湯剥きしてあるんです。
皮がない分、だし汁がしみてなんとも美味しい。
こちらは「伏見とうがらしのおひたし」。
素材のよさが光りますねー。
「切干し大根の胡麻酢あえ」。
干し大根の歯ごたえと練り胡麻とお酢の
まろやかさと酢の酸味が見事に調和。
こんな料理は今まで食べたことがありませんでした。うー、家で真似がしたい。
「煎り湯葉」です。普通の湯葉のむちっとした感触とはちがう。
実山椒が効いていますね。
「揚げ麩の海苔和え」。
生麩を揚げるとなんとも言えない
不思議な食感。
蓮根と海苔と合わせて食べます。
「みつ豆煮」。
さっぱりとしながら甘みが口に広がります。
「鶏の治部煮」です。
ささみのまわりにとろっとついた小麦粉と
生姜がとにかく絶妙です!
見た目同様むちっと。
「新じゃがいも揚げ」です。塩を付けて食べるのですが
アツアツのほっこりした揚げ具合がお見事。
まわりには片栗粉をまぶしているようです。
追加で頼んだ「とり肝煮」。
普通、肝(レバー)を煮た物といえばしょうゆやみりんで
なんかで甘辛く煮たものを想像すると思います。
見事に裏切ってくれました。とり肝を煮こごりで包んであるんですよ。
これまた食べたことのない料理!
「うすい豆御飯」と「赤だし」です。
グリンピース御飯のことですがこの時期には欠かせない一品。
こんなに食べたのについつい甘味まで。
「最中アイス」です。
唐草模様のついた上品な胡麻せんべいで
バニラアイスをはさんでいます。「叶 匠壽庵」の抹茶パフェに入っていた
筒状のものはこの胡麻せんべいですよー!お店の唯一の甘味にも大満足です。
運命の出会いに食べ過ぎたのに、まったくお腹がもたれない。
さすが野菜料理&和食の味付けは違いますね。
あー、自分の文章力のなさでこの美味しさが伝えきれないのがもどかしい。。。
のんべい横丁は今日もよっぱらいでいっぱいでした。
他の店にも行ってみたいものです。
「渋谷 やさいや」
東京都渋谷区渋谷1-25-10 のんべい横丁仲通真中 TEL:03-5485-8887
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